ティファニーで開く魔法の扉

30代 女性

魔法少女に憧れ、お姫様になれると信じ、ファンタジーの世界の住人だった少女時代。
ある日の学校の帰り道、道端で古めかしい鍵を拾った。
神様から与えられた魔法の国へ通じる扉の鍵だと信じて疑わず、
どこにあるかもわからない宝石箱もその鍵で開けられると思い込み、
とにかくその鍵があれば何か自分には特別な力が宿った気がして
とても大切にした思い出がある。
30代になり、すっかり現実世界にどっぷり浸かり、やさぐれた日々を送っていたある日、そんな何とも言えない甘酸っぱい気持ちが一瞬にして克明に蘇った。
ある雑誌のティファニー・キーの特集ページだった。
「欲しい!!これ、欲しい!!絶対欲しい!!!」
家事と育児に疲れ果てていた私の心が不思議な力でみるみる潤っていく。
これを手にすれば、またあの頃の様な不思議な力に包まれて、
違う自分、違う世界が見えてくるに違いない!
もう脳内のアドレナリン出まくりである。
プラチナ・ゴールドでの鍵がダイヤで埋め尽くされてキラキラと輝く姿は
私の心を捉えて離さなかった。

ティファニー・キーはまさにがんばる大人への神様からの究極のギフトだ。
持っているだけで新しい自分に出会えるような、新しい世界が開けるような、不思議な力で守ってくれるお守りの様な…。
ただ綺麗で高価なだけのジュエリーではないと思わせるのが、
ティファニーキーの魅力だ。
でも、未だに私はそれを手にしていない。
きっとまだまだ頑張りが足りなと思う。
そう思うと、もう少し頑張ってみようかなという力が湧いてくる。
いつか魔法の鍵を手に入れる日を夢見て…。

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